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著者紹介

長尾 賢

博士

 Nagao Satoru

アメリカ保守系シンクタンク

ハドソン研究所 フェロー

原点は、元陸将の祖父

1978

元陸将 / 第12代西部方面総監

塚本 勝一

3歳の頃から、帝国陸軍と陸上自衛隊の両方でキャリアを重ねた祖父に、冷戦や世界情勢の実情を叩き込まれて育つ。「世界には敵がいる」という祖父の教えが、安全保障の道を選んだ原点。

陸軍大学校首席で卒業。史上最年少で少佐に昇進。終戦後は自衛隊の情報部門トップも務め、秘密情報部隊『別班』の前身組織を含む、陸自インテリジェンス体制の運用に深く関わった。

自衛隊で勤務

2003

祖父に憧れて自衛隊に入隊。陸上自衛隊の幹部候補生として、現場のリアルな安全保障を肌で経験。

外務省で安全保障分析

2008

外務省で、米国安全保障の分析官として勤務。国家レベルのインテリジェンスと外交戦略に携わる。

国内外の

シンクタンクで研究開始

2009

国内のシンクタンクをはじめ、米国やインドなど海外の研究機関にも所属。インド太平洋を専門に安全保障研究を展開。

大学講師として人材育成

学習院大学、青山学院大学、上智大学、駒澤大学などで講師として教鞭をとり、次世代の安全保障人材の育成に現在も尽力。

2017

ハドソン研究所 フェローに就任

日本人としては数少ない安全保障の専門家として、

世界有数のシンクタンク「ハドソン研究所」フェローに就任。インド太平洋戦略や対中政策をテーマに、米政府・議会に近い立場で研究と政策提言を行う。

【判名】中国が領土を奪う手口には

パターン

がある

中国はこうして領土を奪っていくハドソン研究所 長尾賢が教える「中国のやり口」

疑問に思ったことはありませんか?

なぜ中国は尖閣など日本近海にいつも侵入してくるのか。

フィリピンなどの南シナ海でも度々トラブルを起こしているのか。

実は、中国が日本近海や世界中でやっている行動に、1つの法則性があることはあまり知られていません。
例えば、日本のメディアでは報道されない、下記の問題にその秘密が隠されています。

問題

1950年代、1970年代、1980年代、1990年代のこと。中国は南シナ海のいくつもの島々を強奪しました。
しかし、中国が突然行動を起こすタイミングは、いつも「あること」が起きた直後だったのです。
一体、何が起きていたと思いますか?

A

中国の指導者が代替わりした

B

中国経済・軍事が急成長した

C

中国とは関係のない、別の出来事が起きていた

(ぜひスクロールをする前に少し考えてみてください)

自然に考えると、「中国が強くなったから、島を奪うようになった」と感じますが、
しかし、

C

 です。

正解は       

島を奪った側である中国の事情は、実はほとんど関係ありません。引き金は毎回、中国以外のある国々の、ある行動にありました。

というのも、
1950年代に中国が西沙諸島を奪ってから、1990年代のミスチーフ礁を奪うまで、
半世紀にわたって完全に同じパターンで、中国は南シナ海の島々をとっていきました。

そして、いつも中国が行動に移すタイミングは決まって〇〇が起きた後だったのです。

このパターンが分かると恐ろしいことに気づきます

「次に奪われる場所」まで、特定できてしまうのです。

実際、ワシントンD,Cの安全保障専門家たちの間では、次の場所の名前はすでに共有されています。
「そこを中国が要塞化すれば、この地域の勝敗が決する」とまで言われている場所です。
日本のニュースで、この場所の名前を聞いたことがあるでしょうか。

その詳細な答えについては、本書「地政学で読み解く大国政治のカラクリ」の第1講(21ページ〜)にて、中国による“半世紀のパターンの正体”と、その場所の名前が出てきます。

中国軍のエリート指揮官が、台湾の正面に配属される前に、必ず"ある場所"で経験を積まされているのを知っていますか?

1人や2人ではありません。人事表を特定の順番で並べ替えると、全く同じパターンが浮かび上がります。その場所を見れば、中国の次の動きが読めます。なぜ日本から遠く離れたその場所が、台湾侵攻の「訓練場」になるのでしょうか。

(第13講・276ページに詳細が書かれています)

日本の海底に張り巡らされた、地震・津波を観測するセンサー網に仕組まれた裏事情

実は、日本が誇るこの海底システムには、表向きの目的とは別の"もう一つの顔"があります。その正体は、世界最大級と呼ばれるある監視能力。冷戦時代から今日まで、この仕組みがいかにして日本を守り続けてきたのか?米国が日本との同盟を「代替不可能」と呼ぶ理由の一端が、ここにあります。

(第4講・90ページに詳細が書かれています)

地政学の専門家たちは、日本列島をこう呼びます。「ゴッド・ギフト(神からの贈り物)」と。

世界地図を上下逆さまに置くと、その意味が一目で分かります。中国もアメリカも日本に執着する本当の理由を、肝心の日本人だけが、その価値を知らされていません。

(第4講・79ページに詳細が書かれています)

なぜ近年、政府が急に「備蓄」を言い始めたのか、知っていますか?

ホルムズ海峡の情勢が、あなたのガソリン代・電気代・家計にどう直結しているのか。日本の石油の9割が通る、幅わずか33キロの海峡で今起きていることの構造を事前に知っておきたい方は、156ページを読んでみてください。

食料自給率4割の日本が見過ごす、ホルムズ海峡危機に隠れたもう一つの危機を日本人はまだ知りません。

ホルムズ海峡危機で揺れた世界と日本。しかし、その他にも日本の命運を握る場所があるのを知っていますか?地図を見れば誰でも分かる"急所”とはどこか。世界の権力者たちは、まずそこを見ています。

(39ページに詳細が書かれています)

日本が膨大に保有している"ある資源"に、世界が注目し始めています。 今後、石油やレアアースに並ぶ価値を持つと言われるものが何か、知っていますか?

世界ではすでにこんな議論が始まっています。「日本はこれから資源大国になる。しかしそれは同時に、新たな地政学的リスクを抱えることでもある」と。多くの日本人がまだ気づいていないこの変化の正体は、256ページから始まる講義を読んでみてください。

なぜ今、世界中の国が「半導体、半導体」血眼になっているのでしょうか?

熊本のTSMC進出に驚いた人も多いはずです。しかしその裏側では、世界の先端半導体の約9割を"ある1社"が握っているという、極めて危険な構造が横たわっています。国家間の激しい争奪戦の全体像は、248ページから始まる「半導体とTSMC」の解説で。

東京から1900キロ離れた島を巡り、中国軍が日本の戦闘機に"ある威嚇行為"を30分間続けました。

中国がそこまでして開発を止めたいものが、その島の海底に眠っています。それは、日本の経済安全保障を根底から変える可能性を秘めたものです。推定埋蔵量は、世界の年間需要の数百年分。中国が空母まで出して「持つことを許さない」と威嚇してきた、この宝の山とは何なのでしょうか。

(第11講・253ページに詳細が書かれています)

2024年、イランがイスラエルに大量のミサイルを撃った夜、奇妙なことが起きました

同じイスラム教徒の国々が、そのミサイルを"わざわざ撃ち落とした"のです。日本の報道の枠組みでは説明不能なこの光景も、地政学なら筋が通ります。アラブ諸国が本当に恐れている相手は、イスラエルではありませんでした。では、彼らが密かに"最大の脅威"と見なしている国とはどこなのか。

(第7講・144ページをご確認ください)

ロシアのウクライナ侵攻を決めたのは、プーチン自身ではないのかもしれません

なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? 実は、プーチンに選択の余地は、ほとんど残されていなかったのかもしれません。なぜか?日本人にとっては理解し難い問題ですが、その理由は、ある1枚の地図を見れば分かります。モスクワから西を見ると、ある地形的な特徴が延々と続いています。ナポレオンもヒトラーもその地形に魅了されてきました。ロシアが400年間繰り返してきた行動の、変わらないただ1つの理由とは。

(第8講・177ページをご確認ください)

2025年、あの強気のトランプ政権が、一度だけ中国に「白旗」を上げたワケ

一度だけ、トランプ大統領が弱気になったことを覚えていますか?2025年に145%まで引き上げた対中関税を、わずか1ヶ月で大幅に引き下げたのです。その理由は、習近平が握っていた、たった1枚の切り札にありました。

(第11講・246ページ)

強大に見える中国には、指導者層が公然と「ジレンマ」と呼んで恐れる急所があります

世界地図を広げてみても全く目立たない、幅わずか3キロほどの、ある一点です。南シナ海への異様な執着も、パキスタンやミャンマーへの巨額投資もすべてこの恐怖の裏返し。中国の行動は、この急所から逆算するとほぼ説明がついてしまいます。

(第5講・108ページに詳細が書かれています)

中国軍には、決定的に欠けているものが1つありますその欠けたピースが台湾有事を防いでいます

実は、中国が最後に本格的な戦争をしたのは半世紀近く前のこと。56万の大軍を投じたその戦争の結末を、日本のメディアはほとんど報じません。この"欠落"こそが、台湾有事を止める最大のカギだと著者は言います。

(第13講・290ページに詳細が書かれています)

「中露同盟」は、実は同盟ではありません。

軍事パレードで肩を並べる習近平とプーチン。しかし地政学のレンズで見ると、両国の間には4000キロの国境を挟んだ深刻な亀裂が走っています。ワシントンの現場で議論されている、この亀裂を突く"ある戦略"とは。

(第9講・210ページに詳細が書かれています)

日本のあるテレビ局には、特定の国のニュースを放送する前に必ずチェックを通す"ある担当者"が存在します

その担当者の仕事は「真実を伝えること」ではありません。著者が番組関係者から直接聞いた、日本の報道が当たり障りのないものに収束していく仕組みとは

(第2講・50ページに詳細が書かれています)

世界の政治を動かす場所は、国際会議の壇上ではなく、その裏側にある“廊下”でした

日本のメディアも世界のメディアも立ち入ることのできない場所があります。世界の意思決定は、まさにそこに集まる人々の「廊下の会話」で動いています。著者が現場で見てきた、政治が動く最前線の秘話もここで語られています

(第3講・57ページに詳細が書かれています)

「中国は孔子学院まで作って工作しているのに、日本人は誰もいないではないか」

インド洋のある島で、著者は現地の人々からこう詰め寄られました。日本に領事館はなく、外交官もビジネスマンの姿もない。その同じ島の大学の中で、著者が見つけてしまったものとは

(第11講・250ページに詳細が書かれています)

中国に一度全面的に譲歩してみせた国が、東南アジアにあります。その結末とは…

「中国と仲良くすれば手加減してくれる」。日本にも同様の議論をするコメンテーターや政治家がいます。しかし、それは本当なのでしょうか?実際にそれを実行した国が東南アジアにあります。その結末は一体どのようなものになったのでしょうか。

(第5講・111ページに詳細が書かれています)

ホルムズ海峡が封鎖されたとき、困らない仕組みをすでに作っていた国があります

インドとUAEが2018年に始めた、ある"奇妙な協力”がインドの危機を救いました。日本もこの仕組みを作ることができれば、次のエネルギー危機を未然に防ぐことができるかもしれません。危機が起きてから慌てる国と、起きる前に手を打つ国の違いはどこにあるのか。実は世界を見れば、日本が取るべき答えはすでに出ています。

(第7講・160ページに詳細が書かれています)

ロシアが80年以上、北方領土を絶対に返さない本当の理由を知っていますか?

実は、「歴史問題」でも「メンツ」でもありません。地図上のある一点を見ればそのワケが見えてきます。裏を返せばそれは、日本列島がロシアにとってどれほど”魅力的に見えているのか”の証明でもあります。

(第9講・214ページに詳細が書かれています)

このように、日々のニュースでは深く報じられない重大な出来事が、日本の内外で今も進行しています。

その「表層的な報道では見えてこない、世界と日本を繋ぐ出来事」を1冊にまとめたのが本書です。

長尾氏は、実際に各国の政策提言をする立場の人物。当事者として世界中をその目で見てきた経験をもとに、国際情勢を動かす"リアルな力学"が書かれています。

本書を開いた瞬間から、みなさんの見える世界が変わると信じています。

国際情勢の本質が見える、

地政学の世界

へようこそ

CONTENTS

書籍の目次紹介

はじめに

・2018年10月4日、私はその場にいた

・「歴史の終わり」は終わった

・地政学とは「地理が政治を決める」という法則

・日本人だけが、その地図を持っていない

・本書の読み方

地政学という「ルールブック」

第   部

第1講 地図を広げると、世界の「嘘」が見える:地政学とは何か

第2講 日本のニュースは「2色の色鉛筆」しか使わない:

メディアと認知戦の地政学

第3講 世界は「公式会議」では動かない:

非公式ネットワークという、もう一つの外交地図

地球を一周する

第     部

第4講 東アジア・日本列島は世界最大の防波堤:

中国海軍が越えたい壁、日本人だけが見ていない地図

第5講 東南アジア 「どちらにもいい顔をする」戦略の本質

第6講 南アジア:

インドはなぜ「戦略的自立」を貫けるのか

第7講 中東:なぜここでは、いつも戦争が終わらないのか

第8講 ヨーロッパの危機: 「平和の配当」を食い尽くした大陸

第9講 ロシアという「陸の帝国」:プーチンが見ている地図

第10講 南北アメリカ大陸:モンロー主義の復活

第11講 資源とアフリカ:スマホの中の世界地図

見えない大陸の本当の重み

第12講 水を制する者が世界を制する:湖と国境線、

チベットのダム、そして「水爆弾」

第13講 中国の動きを読む:敵の頭の中を覗く

第14講 台湾有事と日本:最悪の想定から逆算する

第15講 日本の強みと条件:なくてはならない国になるために

おわりに

・地政学はあなたの生活に直結している ・今日からできる、5つの行動 ・世界を動かす側に立つということ ・次の世代へ ・謝辞

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人は、知識や情報を基に、考え、判断し、行動する。

知識や情報を基に、自らの生き方や、自らの世界を形作る。


私たちは、知識や情報ほど、人の生き方に最も影響を与えるものはないと信じています。良質な知識や、良質な情報は、良質な判断、行動、生き方につながると。

なにより、新しい知識や情報を吸収して、自身の世界が広がるのは、最高の喜びであり、最高に “おもしろい” 体験でもあります。だから私たちは、知識や情報を発信します。


良質な知識や情報を広く流通させることで、より良い人の生き方、より良い社会のあり方に貢献していきます。

会社名

代表取締役

本社所在地


創業

従業員数

ダイレクト出版株式会社

小川 忠洋

〒541-0052

大阪府大阪市中央区安土町2丁目3-13

大阪国際ビルディング13F

2006年5月

314名(2024年1月現在)※グループ会社含む

やまと万博

2022年11月26日(土)
東京 大手町サンケイホール

来場者数約200名、応募者数298名。登壇者は、伊勢雅臣氏、中山理氏、葛城奈海氏、白駒妃登美氏。「伝」をテーマに、日本人が大切にしてきた価値観を伝えました。

Renaissanceサミット 2023年

2023年1月14日(土)

東京 大手町サンケイホール

来場者数235名、応募者数454名。「異常気象」「科学と利権」「SDGsの裏側」などをテーマに、専門家が多様な視点から重要なポイントをわかりやすく解説しました。

3周年記念 シンポジウム2024

失われた歴史に挑む研究者たち

2024年12月8日(日)

東京 大手町サンケイホール

来場者数約400名、オンライン参加者数約200名。 サブスクリプション『GHQ焚書アーカイブス』の3周年を記念して、政治、経済、歴史、思想など、専門の違う歴史研究を続けてきた7名の歴史研究家が集結。「失われた歴史に挑む研究者たち」というテーマでシンポジウムを開催しました。

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